女性のための整体
野口整体では、女性のからだは、男性の身体とは全く違ったものと考えています。というよりも、本当に全く違ったものなのです。
それを踏まえた上で、女性ならではの体の問題を調整していくことを通して、健康でいきいきと生活していける心とからだをつくっていく。女性としての本来のポテンシャルを十全に発揮できるようにしていく。そういうことを目指しているのが、白山治療院の 「女性のための整体」 です。
女性が健康に生きていくということを考えたとき、どうしても考えなければならないのは、月経や排卵、妊娠、出産、そして閉経を挟んだ更年期に関することです。また、それにからんで子宮や卵巣などの骨盤内臓器のトラブルも重要な問題になってきます。
特に初潮から閉経までの間、女性のからだは妊娠・出産を前提にその機能を優先して働いています。そのため、一般に婦人科と呼ばれる領域の働きを整えることは、女性のからだにとってとても重要なことになります。それは、単にからだの一部分、一系統を改善するこということではなく、女性のからだの根本を整えることになるからです。
具体的には、骨盤を中心に、股関節・脚部・足首・腹部、そして腰椎をはじめとする背骨などを必要に応じて調整していきます。それ以外にも、手首の関節や耳下腺、後頭部など、意外なところも生殖器系と関係しています。
そういったところに焦点を置きつつ、全体として活力が湧いてくるように調整していって、女性らしさにあふれる健康なからだ作りを目指していきます。
「女性のための整体」というと、プロポーションをよくしたり、また小顔にしたりという美容方面を連想される方もいらっしゃるかもしれません。
もちろん、からだが整い健康になると、自然と女性らしい魅力や美しさが内面から湧き出てくるものです。実際に、操法を受けて生じた美容効果をいろいろと報告してくれる人もいます。
しかし、それはからだを整えていって、生命力が高まり内なる力を発揮できた結果です。はじめから、形を整えることを目的として整体をするというわけではありません。
以下、「女性のからだ」、「更年期のしおり」、「野口整体における妊娠・出産」という三つの項目に分けて、「女性のための整体」についてお話ししていきます。
「女性のからだ」
女性のからだと男性のからだは、一般に考えられているよりも大きく違うものです。医療でも、仕事でも、スポーツでも、男女のからだを同じものと考えて対処すると、いろいろとうまくいかないことが起こってきます。
では、女性のからだが、男性とくらべて、何が大きく違うのでしょうか?
「更年期のしおり」
女性にとって、更年期とは、どういうものでしょうか?また、自分の人生の中で更年期という時期を、どういう時期ととらえたらいいのでしょうか?更年期の女性の「こころ」と「からだ」は、ホルモンの大きな変動を迎えて不安定になりがちです。更年期障害といわれる、体の変調やイライラ、気持ちの浮き沈みなどを経験し 不安になることも多いと思います。
“ 更年期のしおり ” のページでは、更年期というものを「自分の体の変化として、どう受け止めればいいのか」、「人生の中で更年期という時期を、どう考えればいいのか」ということを考えてみたいと思います。
「野口整体における妊娠・出産」
野口整体では、母子ともに健康で安産するということはもちろん、妊娠・出産を、体を整え「整体」となるための機会、より健康に丈夫になるための好機ととらえています。出産を通して、女性がより健康に、より美しくなっていくことが、妊娠・出産における野口整体の大きな目的の一つです。
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